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昨日は暖かくていい天気だった。 珍しく電車で出かけた。 私鉄の小さな駅で降りて・・・ 川沿いの広い公園。 小さな飛行場が近いので、プロペラの小型機がよく飛んでくる。 近づいて、そして遠ざかっていくプロペラの音。 こんな暖かいのどかな日に聴くと、必ず稲垣足穂を思い出す。 足穂の、ヒコーキ、ヒコーキ乗りへの思いが書かれた小説など。 シロツメクサの咲く野原に着陸するヒコーキ。 パッチワークのような畑に影を落として飛ぶヒコーキ。 足穂の時代のヒコーキは、もちろん1910年代の複葉機だが。 自分は知らないはずの古きよき時代を想像してみたりする。